企業グループ全体の業績を正確に把握したいとき、グループ全体の試算表があると便利です。本ページでは、グループ全体の試算表を各社の会計データを利用して作成する方法を紹介しています(2023年2月4日作成)。
グループ内部の取引に関する仕訳が除外されると、グループ全体の試算表の中の勘定科目の金額は、第三者との取引により生じた売上、経費、資産、負債に限定されるようになり、この試算表の内容は、グループの等身大の実力を反映したものになります。
グループ内における取引が規模の大きいケースであっても、この試算表を見れば、グループとしてのリアルな経営成績や財政状態を把握することができます。
グループの創業時は1社でスタートし、企業数が段々と増えていったケースの場合では、現在の業績を創業当時の業績と比較することも可能です。