相続税申告等の際、路線価方式で評価をする平坦地については、宅地造成費の金額を控除して評価することができます。評価する土地が平坦地であるときの宅地造成費の金額を試算できるシートをご用意しました。ご活用ください(2024年7月6日更新)。
平坦地を所有されている方は、概算値で結構ですので、宅地造成工事に関する各項目を入力し、宅地造成費の金額を試算してみてください。
対象地に凹凸があり、地面を地ならしする必要のある場合や、対象地が土盛工事を要する土地であり、土盛工事をした後に地面を地ならしする必要のある場合、対象地を宅地化する際に、地ならし工事が通常必要になる面積を入力してください。
対象地内に樹木がある場合、対象地を宅地化する際に、伐採・抜根工事が通常必要になる面積を入力してください。
対象地が湿田等の軟弱な表土で覆われた土地である場合、対象地を宅地化する際に、地盤を安定させるための工事が通常必要になる面積を入力してください。
対象地が道路よりも低い土地である場合、対象地を宅地化する際に、搬入した土砂を、宅地として利用できる高さまで埋め立てる工事が通常必要になる面積を入力してください。
対象地が道路よりも高い土地の場合、対象地について実際に宅地化をする際に、土盛工事が通常必要になる面積を入力してください。
対象地を宅地化する際に、土盛りをする高さの平均値を入力してください。
対象地が道路よりも低い土地である場合は、原則として、道路面までの高さが上限になります。
対象地を宅地化する際に、設置が通常必要になる擁壁の全長を入力してください。
対象地を宅地化する際に、設置する擁壁の高さの平均値を入力してください。
対象地が道路よりも低い土地である場合は、原則として、道路面までの高さが上限になります。
土地の高さを道路と同じにするため、水色の箇所に土盛工事をします。
水色の箇所全体の容積が、"土盛りの必要な面積"に"土盛りの高さの平均"を乗じた数値と一致するようにします。
土盛りをした土が隣地に流れ出ないよう、道路方向を除く三側面に擁壁を設置します。
三側面の擁壁の面積の合計が、"必要になる擁壁面の長さ"に"擁壁面の高さの平均"を乗じた数値と一致するようにします。
対象地の土が道路に流れ出ないよう、道路方向の側面全体に擁壁を設置します。
"必要になる擁壁面の長さ"は、間口距離(道路に接している長さ)です。
"擁壁面の高さの平均"は、道路との高低差の平均値です。
擁壁の設置に関連して土盛工事が必要になるときは、水色の箇所の約半分の容積が、"土盛りの必要な面積"に"土盛りの高さの平均"を乗じた数値と一致するようにします。
※対象地が隣地よりも高く、しかるべき擁壁が必要なケースでは、同様の方法で隣地側の側面の各数値を計算し、道路方向の側面の各数値と合計をした上で、試算をしてみてください。
令和6年中に亡くなられたケースや、令和6年中に贈与されたケースに対応しています。